それでも、イェール大学基金の勝ちは勝ち
アイビーリーグで最初に発表された前回のレポート(ペンシルバニア大学の2022年度は0%リターン)は、2つの大きなテーマを提起しました。第一は、今年はプライベートアセット (Private Equity、Real Estate、Natural Resources)に投資するのに非常に良い年であったこと。第二は、最高責任者であるCIOが、パブリックアセット(株式およびヘッジファンド)からはもはや得られないリターンを求めて、プライベート・エクイティに移行し続けていることです。
ペンシルベニア大学の場合は、我々の定量的予測(基金の年次リターンから推測)によると、プライベート・エクイティのリターンが2.67%で、天然資源と不動産がそれに続き、ヘッジファンドの-2.84%と米国株式の-1.95%のマイナスをカバーし、リターンは完全なゼロリターンとなりました。
そして今回、イェール大学は同じようなストーリーを報告していますが、少しばかりハッピーエンドでした。414 億ドルのイェール大学基金は、力強いプライベートアセット (Private Equity、Real Estate、Natural Resources)のパフォーマンスと中でもプライベートエクイティへのエクスポージャによって、2022年度は 0.8% のリターンを記録しました。
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